【風、薫る・第102話感想】歓喜から一転の残酷な現実……シマケンの挫折と、寄り添う「看護の光」

Drama

みなさん、こんにちは!『風、薫る』ファンブログへようこそ。 火曜日に放送された第21週・第102話は、大きな喜びから始まりながらも、夢追う青年に突きつけられた現実の厳しさと、現場で芽生える命・患者に寄り添う看護の尊さが強く対比される、胸が締めつけられるような回となりました。

さっそく、波乱と感動の詰まった本編をじっくり振り返っていきましょう!

🎭 主な登場人物おさらい

  • 一ノ瀬りん(見上愛) 元・成都医大病院のトレインドナース。恵風看護会で宮川佳枝の訪問看護を担当。悩めるシマケンをどこまでも温かく見守る。

  • 島田健次郎/シマケン(佐野晶哉) 小説家を目指す青年。念願の新聞連載が決まった矢先、家族のトラブルと厳しい「才能の壁」にぶつかり原稿を破り捨ててしまう。

  • 大家直美(上坂樹里) 恵風看護会の代表。しのぶの妊娠を温かく祝福し、働く女性・看護婦の環境を守る姿勢を貫く。

  • 宮川佳枝(相田翔子) 関節ろいまちす(関節リウマチ)を患う患者。絶望から「一生誰かの手助けがないと生きられない」と思い込んでいる。

  • しのぶ 恵風看護会の看護婦。お腹の不調を訴えていたが、妊娠4か月であることが判明する。

語り(ナレーション)で振り返る、今週のあらすじ

洗濯物を干していたりん(見上愛)のもとへ、シマケン(佐野晶哉)が大慌てで駆け込んできます。 「明光新報に僕の小説が載るから、見てください!」 手を止め、嬉しそうに報告を聞くりん。新聞連載が決まったという朗報に、周りの関係者も胸をなでおろすのでした。

恵風看護会では、帝都医大からの紹介を受けたりんが、宮川佳枝(相田翔真)の自宅へ訪問看護に伺います。 「昨日も今日も、ずっと良くならない」と諦めきった言葉しか出てこない宮川。絶望の淵にいる彼女に対し、りんは「これから私が、しっかりと看護いたします」と優しく力強く宣言します。 体湯を測り、お湯に手足を浸けて温める手浴から丁寧に治療を開始。 病(関節ろいまちす=現在の関節リウマチ)により「一生誰かの手助けがなければ生活できない」と思い込んでいる宮川から、「これからずっとお願いできるかしら?」と問われ、継続的な看護契約が決定。会にとっても貴重で大切な高額収入源となります。

一方、事務所ではしのぶがお腹の不調を訴えていました。病気ではなく実は妊娠4か月であることが判明! 気兼ねするしのぶに対し、直美(上坂樹里)は「妊娠が迷惑だなんてことは断じて認めません!」と力強く言い放ち、安心して休めるよう産休の手続きを進めます。

その頃、りんの自宅で寝入っていたシマケンがなかなか起きませんでしたが借家に戻ると、シマケンの自室には唐突に姉が訪れていました。 「兄の万太郎が借金を作ってトンヅラしたのよ……!」 近所にも借金をして逃げたと聞いたシマケンは、「僕が何でもしますから!」と頭を下げるのでした。

そして、いよいよ新聞連載の開始日。 期待に胸を膨らませて紙面を開いたりんでしたが、そこに載っていたのは別の人の小説でした。 大急ぎで新聞社へ向かったシマケンは「努力します!何でもします!」と必死に食い下がりますが、担当者から「努力の仕方が分からないのだろう」「君には運も努力以前に、強さが無い」「純粋で美しい、しかし極めてどうしようもなく、強さが無いのさ」と冷酷に言い渡されてしまいます。

「つまり……僕には才能が無いということですね」 絞り出すようにそう告げて新聞社を後にしたシマケン。 自室へ戻った彼は、これまで魂を削って書き上げた原稿を破り捨て、暗闇の中で深く深く打ちひしがれるのでした——。

【一視聴者の熱い叫び】ここが胸熱&切ない!見どころ考察

① 「一生誰かの助けがないと……」不安に寄り添う、りんの訪問看護

相田翔子さん演じる宮川佳枝への訪問看護シーン。 関節リウマチ(関節ろいまちす)による関節の痛みに苦しみ、「自分はもう治らない、誰かの助けがないと生きていけない」と心を閉ざしかけている患者に対し、丁寧に手足をお湯で温め、安心感を与えるりんちゃんの佇まいが見事でした。 ただ病気を診るのではなく、その人が抱える絶望や孤独に寄り添う「恵風看護会」の理念が、宮川さんの心を少しずつ開いていくプロセスに胸が温かくなりましたね。

② 「妊娠が迷惑なんて認めない!」直美の強い味方ぶり

しのぶさんの妊娠発覚シーンでの直美ちゃんの態度が本当にかっこよかったです! 当時の社会風潮では、働く女性の妊娠・出産は「迷惑」として扱われがちでしたが、「そんなことは絶対に認めない!」と言い切って産休を勧める直美ちゃん。女性が誇りを持って働き続けられる場所を作ろうとする恵風看護会の強さが表れた名場面でした。

③ 衝撃の暗転……シマケンを襲う「家族のトラブル」と「残酷な評価」

今話最大の衝撃は、シマケンに突きつけられたあまりにも残酷な現実でした……。 連載決定の歓喜から一転、兄・万太郎の借金失踪というトラブル。さらには、新聞社で突きつけられた「純粋で美しいが、強さが無い」という言葉。

「僕には才能が無いということですね」と言い残し、自分の部屋で泣きながら原稿を破り捨てるシマケンの姿には、全視聴者の心が破裂しそうになりました……! 第99話・100話で「小説にかける」「待っています」と誓い合った二人だからこそ、このあまりにも高い壁をシマケンがどう乗り越えるのか、あるいはどう自分と向き合っていくのか……見守るのが辛くも目が離せません。

明日への期待:暗闇の中に差す光はあるのか!?

絶望に打ちひしがれるシマケンと、重い病を抱えながら歩み始めた宮川佳枝。

  • 破り捨てられた原稿と自信……シマケンはここからどう立ち直るのか?

  • シマケンの異変を知った時、りんはどのように寄り添うのか?

  • 宮川佳枝との訪問看護は、彼女の心と体をどこまで救うことができるのか?

あまりにも切なく過酷な展開となった第102話。明日・水曜日の第103話も、祈るような気持ちで見届けましょう!

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